Responder に出会う
Posted on Wed 27 March 2019 in misc
前に HTTP で Raspberry Pi に付けた LED を点消灯する ということをやってみました。
このときは Bottle を使ったのですが、もうちょっと実用的な印象の Flask を使ってみようかと物色していたら出会ったのが、 Responder です。
2018年リリースの新しい Web Framework みたいです。WebSocket をサポートしているのが魅力的な感じです。こいつが使えるとサーバからクライアントにデータをプッシュできます。
ところでこの Responder が Python 3.6 以降でしか使えないようなので、Raspberry Pi で使おうとすると自分で Python 3.6 をインストールしないといけません。Debian Strech のパッケージは 3.5 みたいなので。
思い切って Alpine Linux を使うという手もあります。こっちのパッケージは Python 3.6 です。
Alpine Linux のインストールには苦労するでしょう。インストール直後は、Wifi が使えません。Wifi を使うためのパッケージをインストールするためにインターネットに接続しなくてはいけませんが、使いたいのは Raspberry Pi Zero WH です。USB に挿して LAN につなげるアダプタが必要です。物自体は普通に売ってると思いますが、かんたんに使えるのだろうか。他にも、GPIO でシリアル通信ができるのかということも問題です。持っていないということもあるのですが、ディスプレイとキーボードをつないでいじるのは何となく格好悪い感じがして嫌です。そんなことを言っていると何も設定できないということになりかねません。
Raspberry Pi Zero WH に Alpine Linux をインストールするのが、今月いっぱいの課題になりそうです。